病気や障害を持つ立場になると、
他人にお願いすることが多くなります。
家族、病院、福祉、行政…
「宜しくお願いします。」という言葉。
しかし、何か釈然としない気持ちになったりする場合もあります。
最近、家族会には区内病院の
MSW(医療ソーシャルワーカー)さんが、
賛助会員としてご参加くださいます。
目黒区には大きい病院が5つありますが、
高次脳機能障害そのものを扱うところは未だありません。
目に見える傷が治った後、脳に残った障害。
高次脳機能障害は、判断基準、回復期リハビリなど
課題が山積みです。
それでも、地域社会で
良い方向を一緒に考えましょうと、
MSWの方たちが動いてくださいました。
お願いしたり、されるのではなく、
一緒にやっていこうとする気持ち。
支えられるのではなく、
支え合うという気持ち。
それは、病気や障害を持った側の人も同じです。
―双方向― こんな考え方が大切なのだと思います。
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