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更新日:5月1日

2025年4月の家族会定例会(総会)が、20日(日)に開催され、会員7名

(家族5名、当事者2名)、賛助会員2名の方々が出席されました。



令和7年度 総会

  令和6年度 活動報告

  令和6年度 会計報告

  令和7年度 活動計画 

  令和7年度 予算案


   令和6年度の活動内容・会計報告、及び令和7年の活動計画・予算案について説明を

  行い、その後承認されました。


  



  

    




    

 



今後の家族会のあり方

 会員数は伸び悩んでいるが、細々とでも、当事者・家族等困っている人の話を聞いてあげる、気持ちを吐き出せる場、ちょっとのアドバイスで心軽くなるような場であれば良いのではないか


近況報告その他

 他区の家族会

  初回が一番参加者が多かった その後来ない人もいる

  同じ人が沢山来たほうが良いのか、違う人が入れ替わり来たほうが良いのか

  同じ人ばかりだと新しい人が来づらい


  医師やPT・STの方が参加  勉強しようとして参加されている

  家族・当事者としてはアドバイスが得られる


  4・50代の働き盛りの方は、何とかしたいという思いがある一方、自分の悩みを

  どうにかするよりも、困っている人に貢献したいとの思いが強い方もいる 


 子供が当事者の場合

  家族がどうしたらよいのかわからない  親同士で意見が違う場合もある

  大人の場合、後天的な障害のため、それまでの経験則で何となくいける

  子供の場合、経験則がなくて将来的にどうすかを含め家族が心配する

   (当事者の意見)

   若いうちに発症すると、社会に出ての常識が全くわからずぶつかった

   特に記憶障害があり物覚えが悪く余計に苦労した

   しかし仕事をすることにより、社会参加・コミュニケーションが取れることはよい

   社会参加で学ぶことも多い


 通勤経路

   発症前の場所から職場が移転し、通えなくなってしまった 付き添ってもらい通勤

   利用する地下鉄の駅のエレベーターの場所が分かりずらい

   ホームの端っこ等、そこまでの歩く距離が長い

   観光客等大きな荷物で利用する人も多くなり、障害者は使えない


   駅前工事の都度、バス停が移動

   バス停の案内を見てバスの番号を確認、停留所が変わったら写メを撮って覚える

   前の記憶がちょっとでもないと新しい記憶・ルートを作ろうとするのは難しい

   その書き換えるまでが大変


 排泄関連

   トイレで排泄ができる回数が増えてはいるが、うまくできずに終日トイレ掃除や洗濯

   に追われてしまう 良いことではあるが腹が立ってしまう

   時々小声で「ありがとう」と言ってくれるので、根底にあるやさしさに変わりがない

   ことが感じられる

    

   


   次回の定例会は、2024年6月15日(日) 10:00~12:00


2025年4月の家族会の定例会を下記の日時で開催いたします。

尚、今年度の総会を兼ねさせていただきますので、ご参加くださいます様お願い致します。

  

日 時 :  4月20日(日)10:00~12:00

場 所 :  中央町社会教育館 地下1階 B103室(旧第3研修室)

        目黒区中央町2-4-18 さくらプラザ B1


内 容 :  令和7年総会・懇親会 


       < 総会の議事内容 >


          令和6年度活動報告、会計報告

          令和7年活動計画、予算計画

          今後の活動内容についての話し合い。


出席欠席のご連絡を4/19日までにお願いします。


☆総会に欠席される方は委任状の提出もお願い致します。


☆昨年度限りで退会をされる方は下段の退会届の提出をお願い致します。



出欠の連絡・委任状・退会届は、「総会のご案内」をダウンロードしてください。






連絡先

    Fax   03-3712-2731


   mail    ai-chino@aidea.co.jp


  • 3月16日
  • 読了時間: 3分

2025年2月の家族会定例会が、16日(日)に開催され、会員7名(当事者1名・  家族6名)、賛助会員3名、賛助会員のご紹介によるご家族1名が出席されました。
































初参加のご家族のお話



当事者(男性 婚約者 40代)12月上旬に脳梗塞を発症

2月上旬にリハビリ病院に転院 5か月くらい入院予定


今後どの様になるのか等のことについて話を聞いたり、接し方を勉強させてもらえれば

と思い参加


家族や友人から「結婚前だったのだから、もう会いに行くな」と言われるのが悩み

どこまで介入してよいのか微妙なポジション


(当事者の様子等)

全失語  短い単語は発する 

食べ物に特に制限はない(とろみは必要)

急性期の病院では、喋らない・コミュニケーションが取れず評価出来ないと言われた


本人の反応がなくても、聞こえているのかどうかわからなくても、声をかけることは大切

 携帯をいじることなども、刺激になっている


本人自身が、今はまだ自分のことが自身でも分かっていない

本人の意識がある程度わかってくると「出来ない自分」「出来ない自分との葛藤」を

ぶつけてくる   本人が一番つらい


「仕事が趣味」なので、今の仕事はリハビリ、復職等をリハビリの目的にすれば、モチベーションも上がるのでは 



(退院後の生活)

 リハビリ病院を退院した後、どうするか

今まで住んでいた自宅はワンルームなので、戻れない

地元に連れて帰っても、親が高齢なので自宅での受け入れはできない

預けられる施設・病院を探す


 病院では守られているが、退院して自宅に戻ってから何ができないのかなどがはっきり見えてくる

 退院後はすぐに実生活が待っている、自宅に戻ってからが大変

 自宅での生活そのものが毎日のリハビリになる


退院後の生活のリズム(起床し、トイレに行き、食事をとる等)が整ってから初めて

就労の問題になってくる


地元に戻った場合、日常的にリハビリ訓練ができるか、通えるエリアにあるか

高次脳機能障害に特化したサービスはあるのか

地方自治体の高次脳機能障害窓口に相談してみれば


社会的資源は東京に比べて、少ない

東京で社会資源を利用してひとりで生活できるようにすることも考えられるのではないか

 

(当事者との関わり方)

「やーめた」という選択肢を作っておいたほうが良い

考えてやっぱり無理だったら、止めてもよい

障害特性が分かってから決めても良いのでは

回復度合いによる どのくらいの回復か、様子を見ながら決めるのが良いと思うが、

それまでには長い期間がかかる、その期間を自分で持てるか

今後人それぞれ様々な症状が出て来ると考えられるが、それに自分は耐えられるか

これから5~6年、つらい日々が続く それほどの覚悟がないと乗り越えられない


自分にどれだけの愛があるか、尽くせるかが問題

残酷なことを言えば、早く別れたほうが良い

これは当事者だから言えること


自分の気持ちが落ち着く場所や自分の気持ちを聞いてくれる相手がいることが大切




次回の定例会  2025年4月20日(日) 10:00~12:00

  令和7年度の総会を兼ねた開催となります

  皆さまのご参加をお待ちしております

  

 

 

  


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