このお休みに、いろいろ調べ物をしました。
高次脳機能障害の当事者、家族が書かれている本のところで、
心が引っかかる文がありました。
著者はたぶん外国の医師だった方です。
本人が高次脳機能障害者となってから書かれたものでした。
「脳外科の医者は、みなこの高次脳機能障害者の疑似体験をしてみるべきだ。
前の自分と変わって、出来なくなってしまったことや、
自分が気づかずにミスをしてしまっていることや、
そのことが分かったときに、なんとも情けなく
悔しい思いをすることかを体験してみるべきだ…。」
こんな感じの文章でした。
高次脳機能障害者は外見からわかりにくく、
理解されにくい障害ですね。
日本では、高次脳機能障害は
リハビリ科の医師が最も関わってくださっていますが、
神経内科、精神科など関わる医師の皆さんにまだまだ、
この障害理解されていませんよね。
ですから、とんちんかんな質問されたり、スルーされたり、
何で働いていないの?なんて平気で言われたりするんですね。
また、内科や歯科にかかる時も大変苦労しますよね。
この障害ほど、歯がゆいものはないでしょう。
もっと社会の皆さんに分かってもらえると良いんですがね。
しかし、ご本人たちは、苦しみを乗り越えていらっしゃるから 凄いです。
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