品川区・大田区・目黒区の近隣3区で交流することは、
新しい障害で、まだ支援の仕組みが出来上がっていない
高次脳機能障害者、家族にとって、
とても有意義なことです。
国の高次脳機能障害支援モデル事業が2005年に終わり、
2006年からは高次脳機能障害支援普及事業が展開されているわけです。
そして東京都は二次保健医療圏ごとに拠点病院を決め、
そこを中心に支援の仕組みを作ろうとしています。
東京都の二次保健医療圏の分け方から言えば、
目黒区は世田谷区、渋谷区と同じ括りの区西南部にあたり、
大田区、品川区は区南部の括りとなります。
しかし、5年前昭和大学の先生の発案でこの3区が
年一回の合同講演会を一緒に開くようになりました。
現在、東京都に高次脳機能障害の家族会が区市にはひとつ以上は出来たのでしょうか?
いざ病気や障害などを持つと、日本では病院選びは自由です。
しかし、生活やリハビリ、支援の場は近くでないとならないわけですから、
当事者、家族は待っているだけでなく
声を上げて行動していかなくてはならないだろうと思います。
そこで、近隣区の家族会との交流はとても貴重になってくるわけです。 まず、問題を共有できる。(心強い) 連帯感が生まれる。(暖かい) 勇気が出てくる。(頑張ろう)
このように、3区の家族会の方とお会いすると、
一人じゃないという気持ちになります。
家族会には参加できない、参加したくない方もいらっしゃいますが…。
参加したほうが断然お得です!
1月15日に、自由が丘で講師をしてくださった先生と共に、
反省会&新年会を開いて、大いに盛り上がりました。
当事者でもある先生からは本音が聞けたり、
少しお酒が入っているため、いつもより三倍は賑やかだったと思います。
今年の講演会は秋に大田区で開催されます。