年末のこの時期に、
助成金のエントリーをひとつ辞退した。
障害者の支援や要望は、
国、都道府県、市町村それぞれに届けられていくが、
われわれ市町村レベルの家族会の生の声はとても大事で、
一人一人が言動、行動していかなければならない。
そんなことが、今この年末に頭に浮かんでいる。
声を出すことや、行動することは、ふつうに生きていれば
きっと憚られること。
しかし、家族が障害者となり、黙っていられなくなった。
そして現実に、黙っていても誰も何もしてくれないことが分かった。
何時の時代でもきっと同じように、
苦しみの中から、皆今をつかんでいるのだろう。
何年か前の高次脳機能障害支援連絡会で、
H先生がおっしゃっていたこと。
「新しい障害の理解や支援を草の根運動で広げていくことが大切」
家族会の活動は、草の根そのものだと思う。
ただし、無理はいけない。 パワーが続かなくなる。