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☆草の根☆

年末のこの時期に、 助成金のエントリーをひとつ辞退した。

障害者の支援や要望は、 国、都道府県、市町村それぞれに届けられていくが、 われわれ市町村レベルの家族会の生の声はとても大事で、 一人一人が言動、行動していかなければならない。 そんなことが、今この年末に頭に浮かんでいる。

声を出すことや、行動することは、ふつうに生きていれば きっと憚られること。 しかし、家族が障害者となり、黙っていられなくなった。 そして現実に、黙っていても誰も何もしてくれないことが分かった。

何時の時代でもきっと同じように、 苦しみの中から、皆今をつかんでいるのだろう。

何年か前の高次脳機能障害支援連絡会で、 H先生がおっしゃっていたこと。 「新しい障害の理解や支援を草の根運動で広げていくことが大切」

家族会の活動は、草の根そのものだと思う。

ただし、無理はいけない。 パワーが続かなくなる。

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