今日は、フォーラム大田高次脳主催の講演会に行ってきました。
講演はフジテレビ解説委員・キャスターの松本方哉氏。
くも膜下出血で倒れられて、
半身麻痺と高次脳機能障害を持つ奥様と、
当時10歳だった息子さんと共に家族で支えあっての生活を
話してくださいました。
家族会というと、目黒区の場合、女性ばかりの集まりになります。
母とか、妻とかの立場のご参加です。
ですから、今日の様に、妻が障害を持ち、それを支えていらっしゃる
夫の立場の声は、なかなか聞けません。貴重なお話でした。
印象に残ったタクシーのお話です。
身体障害がある場合、タクシーがなかなか止まってくれない。
松本さんは、50m追いかけて運転手に抗議したこと!
障害者手帳を提示すると割引がありますが、
見せるたびに、傷口に塩を塗られた思いがするとお話くださいました。
そうなんですよね。
身体障害を伴わない場合は、また大変です。
乗るとき提示したのに、
降りる時また見せろということが結構あるのです。
私も憤慨して、レシートの連絡先に電話したことがありますが、
音声ガイダンスになってしまい、
怒りが収まらない時がありました。
夫婦の場合、親子の場合。 その支え合いの形や愛の形は それぞれ異なりますが、 みんな必死に生きていることを実感しました。