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  • 2012年3月20日
  • 読了時間: 1分

今日の東京地方は暖かく、陽も差しています。

今から、母のお墓参りです。

私は母とあまり仲良くないほうでしたが、 居なくなってしまうと、 良い印象がホンワカ出てきて、嫌いだったところはマアイッカ~ となっていることに気がつきます。

人が人と繋がるとか、愛するとか、支えあうとか 人類のすべては、 このことを赤ちゃんのとき母的な存在から教えられるといいます。

何かに傷ついたり、躓いた時、お母さんの大丈夫だよという言葉 (実際には聞こえないが)に人は支えられて生きています。

今日もまた、お墓に向かって 「守ってね、助けてね」と言って来るのだと思います。

 

今日は、フォーラム大田高次脳主催の講演会に行ってきました。

講演はフジテレビ解説委員・キャスターの松本方哉氏。 くも膜下出血で倒れられて、 半身麻痺と高次脳機能障害を持つ奥様と、 当時10歳だった息子さんと共に家族で支えあっての生活を 話してくださいました。

家族会というと、目黒区の場合、女性ばかりの集まりになります。 母とか、妻とかの立場のご参加です。

ですから、今日の様に、妻が障害を持ち、それを支えていらっしゃる 夫の立場の声は、なかなか聞けません。貴重なお話でした。

印象に残ったタクシーのお話です。 身体障害がある場合、タクシーがなかなか止まってくれない。 松本さんは、50m追いかけて運転手に抗議したこと! 障害者手帳を提示すると割引がありますが、 見せるたびに、傷口に塩を塗られた思いがするとお話くださいました。

そうなんですよね。 身体障害を伴わない場合は、また大変です。 乗るとき提示したのに、 降りる時また見せろということが結構あるのです。

私も憤慨して、レシートの連絡先に電話したことがありますが、 音声ガイダンスになってしまい、 怒りが収まらない時がありました。

夫婦の場合、親子の場合。 その支え合いの形や愛の形は それぞれ異なりますが、 みんな必死に生きていることを実感しました。

 

<東京都障害者総合スポーツセンター> この様な施設があることは、今まで知りませんでした。 東京都に2箇所あるそうです。

障害者のスポーツといえば、 パラリンピックのイメージが強くて、 優勝者の画像しかなかったのが正直なところです。

今日は、「医療機関連携連絡会」に 目黒区高次脳機能障害者家族会として出席させて頂きました。

会場は、上記の<東京都障害者総合スポーツセンター>です。

今日のテーマは、 リハビリにおけるスポーツ活動の効果であったと思います。

「高次脳機能障害」を知っていただこうと思って参加しましたが、 身体障害をお持ちの利用者様、港区の某大学病院の医師の方、 スポーツセンターの支援員の方から 「高次脳機能障害」という言葉を聞くことが出来ました。

大型スポーツジムの様な施設見学と 利用者様の声といきいきとした空気を感じながら帰ってきました。

家族会の皆様にも社会復帰やリハビリの一環として、 この様な施設の利用を提案したいなと思いました。

北区ですので遠いと思いましたが、 目黒駅から山手線「池袋」、三田線「西巣鴨」、 南北線「王子」まで行くと送迎バスがあります。 すべての障害者手帳で利用できます。 「介助者や家族も一緒に利用できますか?」 OKだそうです。

 

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