top of page
  • 2021年4月21日
  • 読了時間: 1分

私は自己主張が強いせいか、何か家事をした時、奥様に「お皿、洗っておいたよ」とか「洗濯物、干しておいたよ」と言ってしまいます。 それは妻にとって恩着せがましいよ

うで私の事を「恩着せヒロシ」と呼んでいるようです。心の中では(実際、私の下の名前はヒロシですが)。

 確かに妻とは30年も一緒の間柄ですから、どこのご家庭もそういう事は何か有るかも知れません。 我が家では私がこんななので、こうなってしまいました。 どうしても私は日々「一人前で居たい」、「ちゃんとしていると思われたい」と願っているからでしょう。でも、事故の後こんな障碍者になってしまった私と一緒に生きてくれている家族と楽しい日々を送らせて貰っています。

「恩着せヒロシ」でも構いません。この先も家族と元気で生きて行きたいと思います。



妻より:

心の中ではと書いてありますが、声にだしてそう呼んでおります(笑)。

というのも、確かに失礼な言葉ですが、心の中でため込んでいると良くないですね。

いつか噴火します。感情をこめず、関西のノリのように言うのがポイントです。

また、他にも主人は名前をもっております。 それは、俳優の阿部寛にちなんだ、

阿部チロシです。


「恩着せヒロシ」さんのプロフィール:

2011年の交通事故により、高次脳機能障害となる。

現在55歳、子供2人、妻今のところ一人。

 

日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会の広報誌「けあ・こみニュース」の8号が発行されました。

「高次脳機能障害の就労と支援」がテーマとして特集され、昨年秋に開催された三区合同企画イベントに御参加いただいた3名の方が紹介されています。



 一般社団法人日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会は、2015年10月に設立、長谷川 幹先生が理事長を務めておられ、その目的を、「脳損傷の人々並びに市民が同じテーブルにつき、地域において主体的な暮らしの実現及び脳損傷の人々がどのように改善するか等に関して学術研究、知識、技術の向上を目的にすべての人々が双方向に学びあい、その成果を社会に広め、共に生きるコミュニティの発展に寄与すること」として活動しています。


 目黒区の家族会のメンバーも広報委員として、させ活動に参加しています。


 

障害のある子の「親なきあと」  ~「親あるあいだ」の準備~


上記の課題で2月6日に区役所会議室にて、行政書士渡部 伸さんの講演がありました。


 今回、親なきあと、でしたが、対象を親だけでなく、障害者を支えている方に万一のことがあった時と考えると、幅広く知識を共有する必要を感じました。


 課題として、

 1.お金で困らないための準備をどうするか 

 2.生活の場の確保 

 3.日常生活のフォロー でした。


 今回は主として、1の話でした。

 自分で金銭管理が出来ない場合、後見人の制度がありますが、この制度以外に、最近は色々な信託や、新しい制度も出来つつあるようです。

良い意味で、金融機関が関心を持ってもらえることは、有難いことです。

また、相続で、障がい者に均等以上と考えているなら、遺言が必要とも話されていました。


 講演を聞いて、自分からの発信を含め、横(家族会等)と、縦(行政等)の、つながりの必要性を感じました。ハンデを持っていても、安心して暮らせる社会であるよう、願って止みません。


 

© 2023 by Natural Remedies. Proudly created with Wix.com

    bottom of page