10月20日(日)に3区合同企画イベントが、≪高次脳機能障害者は「働いています!―就労はスタート― ≫を今年のテーマとし、目黒区総合庁舎大会議室で開催されました。
第一部は、高次脳機能障害者からのメッセージとして、当事者のパネルディスカッションと就労先である初台リハビリテーション病院の大川氏の講演、第二部は、当事者・家族・支援者による邦楽演奏が披露されました。
第一部のパネルディスカッションでは、就労している当事者が5名登壇、自身の障害について・就労までの経緯・就労内容や工夫している事・頑張っている事等について発表しました。
大川氏の講演では、「働きにくさを解消すること ~高次脳機能障害者の職員から気付かされたこと~ 」というテーマで、具体的に高次脳機能障害者の職員との職場でのやり取り等が紹介されました。
第二部は、望月左武矢氏の指導のもと、練習を重ねた当事者・家族・支援者による「操り三番叟」と望月氏による「京鹿の子娘道成寺」が演奏され、会議室の中に済んだ鼓の音が響き渡りました。
当日は、100名近くの方に御参加いただきましたが、出席頂いた方始め当事者・家族・支援者それぞれが、今回の勉強会を通じて今後の活動の役に立つようなきっかけを、一つでも感じていただけたのであれば、幸いです。