2021 年10月の定例会が17日(日)に開催され、会員12名(家族9名、当事者3名)、
賛助会員2名の方々が出席されました。
報告事項
・コロナ禍での高次脳機能障害者の生活等について
自粛生活により認知機能・身体機能の低下が多くなる
機能低下防止のため、個別リハの要望が多くなりOTやPT等が不足
通所の休止や閉鎖により利用できない状態
入院中に家族の面会ができないため、退院後のイメージが出来ない
退院してからの家族の戸惑いが大きい
・今後のスケジュール
11/13(土) 西部包括支援センター多職種研修会(パーシモン小ホール)
11/21(日) 三区合同講演会 オンライン講習会
橋本圭司先生の講演
家族会の紹介
12/19(日) 家族会 12月定例会
近況報告
・当事者がくも膜下出血で倒れられて以来22年間
倒れた当初から介護日誌をつけ始めた。後の諸手続きの際に役に立った
週四日デイサービスを利用、その間は自分の時間を作る
・コロナ感染が始まった当初、学校が休みになって生活サイクルの変化を乗り切るのが 大変だった(小学校入学と重なってしまった)
精神状態が不安定
ルーティンが変わると戸惑う
・当初の頃に比べれば、ペースがつかめるようになった。
周囲の支援もあり、当事者と家族の間に入ってくれての話合いが出来るようになった。 家族全体の枠組みで考えて欲しい。
・地域での相談できる場所・自分に合うところと繋がっていくことが必要
一人ひとりが違い、カスタマイズされるもの
・大学病院では、担当医師がころころ変わる、それに伴い療法士も変わってしまう。
当事者とではなく、家族との会話になってしまう。
・長谷川先生は、当事者と会話をして下さる。
好きなことをやって、それを周囲がサポート、こもってしまいがちになるところを、
引っ張り上げてくれる。
・年齢が上がるとともに、家族でお互いに認知状態をチェックし合う
・高齢者予備軍になりつつあり、間口を広くしようと意識的にしている。フットワークを 軽く、車の運転を再開する等
・介護している家族の高齢化により、ヘルパー等の利用を検討する時期になってきた。
・家族の自分自身のための時間を作る工夫が必要 家族が倒れたら当事者が一番困るから
・コロナ禍で一時健康上の悪影響が出たが、食生活の改善で良い結果が出た。
・コロナ禍で外出機会が減ったが、自宅でのストレッチなどで体重のコントロールが出来た。
次回の定例会は、12月19日(日)10:00~12:00
目黒区中央町社会教育館 第三研修室