10月の家族会の定例会については、8月に引き続き感染対策に留意しながら、18日(日)に開催いたしました。
当日は、会員8名(家族6名、当事者2名)、賛助会員3名が出席されました。
報告事項
西部包括支援センター主催 高次脳機能障害に係る研修会
日 時 : 2020年11月14日(土) 10:00~12:00
会 場 : パーシモンホール 小ホール
家族会として第二部に出席 当事者・家族の思いを発表予定
コロナ禍での影響・近況報告
生活のリズム
・町内会等の地域の活動に参加していたが中止になったため、外出の機会がなくなってしまった。
・デイサービスが閉鎖になったため家で歩行練習を行ったが、良く歩くのでやりすぎてしまったのか、骨折(疲労骨折)してしまった。
・デイサービス・リハビリ等がすべて中止になったので、家に籠っていたが、逆に休養になった様子。これまでのスケジュールが忙しすぎたのかと反省、スケジュールを変更し、以前より余裕が出てきた。高次脳機能障害の当事者にとって休養は大事なことを痛感
仕事について
・勤務が不定期になった
・在宅勤務(4~7月)になったが、なんで休んでいるのか家族が説明してもわからない。
実際に自分で会社に出社し、閉まっていることを確認して初めて納得してくれた。
・会社に出社する人が少ないと、仕事がなくなる。
(仕事をしている人のサブ的な仕事が多いから)
・他の人が出社する日程に合わせて、出社する日を調整してくれている。
・コロナの感染状況になかで、障害を持ちながら働くのは難しい
障害者の中には、辞めてゆく人も多い
その他
・入院について
入院が決まると、その後一切家族との面会が出来なくなる。着替えなどを持参するだけ
障害について病院側に説明はしたが、どの程度理解されているかどうかが心配
・後見人等これから先のことについて
今は家族も元気でいられるが、家族が当事者のことを見られなくなった場合、
例えば健康上の問題や、親が先に逝った後等に備えて何をすればよいのか
当事者のことをよく知らない人が後見人に就つかれても困る。
・ケアマネージャーについて
毎月の訪問時は、介護についての情報提供のみを期待している。
家族の気持ち等についての配慮は期待していない。
ケアマネの所属する事業所内の人事異動で、たびたびケアマネが変わってしまう。
引継ぎはされるが、以前の様々な経緯等を知ってもらうためその都度話すのが面倒
様々な話題・意見の中で、皆が共有して今後も考えてゆかなければならない問題がいくつか見受けられました。
家族会の活動も、これらの問題解決のために今出来る事・やるべき事を模索していきたいと思います。
次回の定例会の予定 日時: 12月20日(日)10:00~12:00
場所: 目黒区中央町社会教育館 (さくらプラザ B1)
状況により変更などがあれば、お知らせいたします。
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