10月5日(日曜日)台風が近づき
外へ出るのもためらわれるような雨の中。
品川区第三庁舎の会場には、たくさんの方が集まって下さいました📷
講師の佐藤正純先生は事故に遭われるまで、
脳神経外科の医者、それも救命救急にいらした方です。
佐藤先生の言葉でいうと、
天の業により、事故によって脳損傷を負ったわけです。
そして天の業によって、
奇跡的な回復をしたわけです。
しかし、視覚障害、高次脳機能障害が残りました。
リハビリとは全人間的復権ということを強調され、
一番大切なことは、
自分がどのように生きたいのか(哲学)であり、
次に、目標を持つこと(目的)、
その次が医術であると仰いました。
自ら20年以上も、
障害と共に生きていらした方の言葉は、
そして医者であったからこそ考えられる事柄は、
説得力があります。
障害の受容についても、
当事者だけでなく家族にとっても大切なことで、
障害を負う前の自分と
今の自分が全然変わっていないと自覚できること
が鍵だと仰いました。
そこのところも、天のなせる業と割り切っていらっしゃるところは
そうだよなと納得するしかないところでした。
先生のジャズピアノの演奏まで聞くことができて
大満足の一日でした。
仲間とお疲れ様の乾杯をして帰りました。
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