2024年12月の家族会定例会が、15日(日)に開催され、会員9名(当事者4名・ 家族5名)、賛助会員1名が出席されました。
本年最後の定例会ということで、当事者の方の手焼きのシフォンケーキと、賛助会員の方が入れてくださったおいしいコーヒーをいただきながら、談笑いたしました。
家族会からの報告事項
西部包括支援センター多職種研修会
11月9日(土) パーシモンホール 小ホール
長谷川幹先生の講演
当事者・家族からの発表 3名ほど
患者の特性が理解できた等のアンケート結果 毎回評価いただいている
前回までは、専門職の参加者が多かったが、今年は地域の人の参加が多かった
参加人数は減っているが、高次脳機能障害が少なくなっているわけではない
高次脳機能障害を持つ人は、自分ではわからない 啓蒙活動が必要
自分たちで集客するのは難しいので、開催はありがたい
近況報告その他
家族と当事者の関係性について
高次脳機能障害の認知度や社会的支援は増えているが、当事者と家族の関係についての
悩みや問題は10年前と変わっていない
当事者が障害を受入れないことや当事者と家族の距離感のつかみ等、
夫婦・親子等関係性が様々あり、それぞれ違う
自立している当事者に対して、家族が干渉しすぎてしまうケースもある
家族にとって当事者の世話が生きがいになってしまう
家族の希望と当事者の希望が食い違う
家族会等に参加して、自分と当事者の関係性を見比べることも必要か
仕事から疲れて帰って余裕がない時に、家族から「どうだった?」等と聞かれると、
怒りが抑えきれなくなってしまう
当事者としてはめんどくさいかもしれないが、家族はどうすればよいのか探ろうと
しているのかもしれない 当事者のパターンを掴もうしている
運転免許証
免許を返納させられる人が多い 更新ができない
東京都では、脳卒中の罹患者は更新時に医師の診断書が必要になる
移動手段として免許が欲しい人は多い (麻痺がある人など)
運転のシミュレーターのある病院や国立障害者リハビリテーションセンターで訓練を
受けることが可能
家族会への参加の促進
西部包括の研修会アンケートでも、家族会につながれば良いのではないかと思う人が
見受けられる
リハビリ病院の当事者会で家族会を紹介してもらえると良い
家族会と当事者会の違いを分かってもらえるか
家族会でも自覚のある人とまだない人では話がかみ合わない
人の意見を聞くのが難しかったり、意見の押し付けになってしまう
なるべく多くの人に参加してもらい、向かないと思えば辞めればよい
今年も家族会の活動に参加・ご協力いただきありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。
次回の定例会は、2025年2月16日(日) 10:00~12:00
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