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  • 2015年9月25日
  • 読了時間: 1分

リハビリと一言でいっても、様々なとらえ方があります。

普通リハビリをすれば回復し、徐々に失われた機能が戻っていくというイメージです。

しかし、脳損傷者など回復が緩やかな場合、 また、新たな障がいが増える場合だってあるわけです。

リハビリとはしんどいものです。

ある会で、脳損傷者のベテランの方がこうおっしゃっていました。 「100回のリハビリより、年1回の旅行!」 なるほどと思います。

それはメニュー化されたリハビリも大切ですが、 それよりなにより、自分が楽しめることを実行すること。 実行です。

また別の方の言葉ですが、「やらないで後悔・やってみて後悔」 本当ですね。

私たちは限りある人生を送っています。 大切な時間をプラスにとらえる生き方をしていきたいと思います。

受傷後間もないと、何時良くなるのだろう。何をすれば良くなるのだろうと考えます。 そういう思いをしながらも、みんな少しずつ明るい顔になり、強くなっていく。 障がいを乗り越えていくのですね。

 
  • 2015年9月14日
  • 読了時間: 1分

先週の土曜日、目黒区高次脳機能障害者支援センターの開所10周年記念祝賀会があった。

当日は驚くほどの人で会場は溢れていた。 というか、家族を代表して祝辞を述べることになっていた筆者は、 11:30開始をなぜか13:30開始と間違えて覚えていたため、 1時間前に気づいてあわてたこともあり、 会場に着くなり、人の多さと、来賓の凄さに圧倒された。

何だか申し訳ないのだが、 自分の現実把握と、世の中の現実とがかけ離れて見えた。

高次脳機能障害者の支援をするために頑張って10年発展し続けてきた施設の皆様に本当に感謝している。

しかし、どこかで障害者の支援って?という疑問が涌いてしまう。

障害者の支援って、誰の為のものなのだろう。

こんなことを感じてしまう自分は変なのかもしれない。

凄すぎる祝賀会は、何のために開かれたのだろう?

こんなことを考える自分はおかしいのかもしれない。

(このブログは変ですが、しばらく消しません。)管理人

 
  • 2015年8月14日
  • 読了時間: 1分

残暑見舞いのはがきが届いた。

先日、会って来たばかりの他県に住む友人からだ。 「突然ですが、あの後夫が大変な怪我をして…。」

ビックリして、電話を掛けると、 泣いているだけの友人がいた。

村の祭りの準備中の転落事故。 頸椎損傷らしいことが、 とぎれとぎれにわかった。

あーー。

こんな時は言葉がない。

彼女の娘は中越地震のときから、学校に行けなくなった。 もう12年前の事。 娘さんは成長し、もう20才。 彼女の一家は娘の事にしっかり向き合って生きてきた。

先日は大地の芸術祭の「光の館」に、 友人母娘、私と高次脳の娘の4人で出かけ、 開閉式の天井から見える真四角の青空を 4人で寝転んで穏やかな気持ちで眺めてきたというのにね。

人生何が起きるかわからない。

ただただ怪我をされたご主人の回復を願うのみ。

辛い便りでした。(管理人)

 

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