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 この書籍は、世田谷公園前クリニック 名誉院長の長谷川幹氏が理事長を務めている

日本脳損傷ケアリング・コミュニティ学会により企画、学会関係の医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士その他の職種、総勢40名により執筆されたものです。


 脳損傷の原因・症状、リハビリテーションから、その後の脳損傷者の活動・社会参加、

本人・家族の体験談などが掲載されており、脳損傷者・家族が活用できるサービスを知り、活動をしやすくするためにコンパクトにまとめた「お助けガイド」として実質的な内容となっています。


                目  次

 序文 


 第Ⅰ部 脳損傷(脳卒中・脳外傷)  ―  原因・病態・症状まで

     1. 脳損傷について

       A 脳損傷とは

       B 脳損傷の基礎知識 ― 脳の構造と機能

       C 脳損傷の原因

       D 症候

       E 高次脳機能障害


     2. 高次脳機能障害と認知症との違い


 第Ⅱ部 脳損傷者のリハビリテーション  ー  医療の取り組みと社会復帰

     1. 発症から生活の再構築まで

       A 発症から生活の再構築までのリハビリテーション

       B 急性期治療とリハビリテーション

       C 回復期リハビリテーション

       D 生活期リハビリテーション

       E 脳損傷者を支援する職種

       F チーム医療

       G 医療者が「コーチング」を学ぶわけ

       H 脳損傷者の支援における「主体性」の視点


     2. 利用可能な社会資源や制度と相談窓口

       A フォーマルサービスとインフォーマルサービス

       B 利用できる福祉サービス、福祉制度

       C お金に関わること

       D 障害者手帳

       E 5ヶ年計画と脳卒中循環器病対策基本法 ー 脳卒中相談窓口

       F 介護保険制度

       G 職場復帰、能力開発雇用関連、就労支援

       H 自動車運転

       

 第Ⅲ部 脳損傷者の活動と社会参加

     1. 文化・スポーツ活動と当事者・家族会の支援 

      

     2. 活動の紹介

       A ピアサポーターとは

       B 脳損傷者がモデルとして授業参加

       C 海水浴、スキーなど

       D 魚釣り

       E 旅

       F 片麻痺の料理

       G スポーツ

       H 失語症者のための朗読教室

       I 失語症者のための群読

       J 写真撮影

       K フォトヴォイス ー 写真と語りによる障害体験作品展

       L 菜園


     3. 当事者の会、家族の会による支援

       A 日本脳卒中者友の会

       B 脳卒中フェスティバル

       C 日本失語症協議会

       D 日本高次脳機能障害友の会

       E 東京高次脳機能障害協議会

       F ハイリハキッズ

       

     4. 私の体験談

       A ひとり娘のバージンロードを乗り越えて

       B ひきこもりの生活を救ってくれた「仲間」

       C 発症して一番つらかったこと、今一番楽しいこと

       D 情報による選択と人的つながり

       E 夫婦二人三脚で希望の架け橋

       F NPOを立ち上げるなど充実した人生

       G 泳げたことが自信につながる

       H 妊娠6か月で脳出血、その後の子育て

       I 小児高次脳機能障害を乗り越えて

       J 見えない不自由を、ないことにしない

       K 目標に向かってコツコツ生活の勧め


 あとがき



 定価  2,420円(税込み)


 出版社 青海社






















 

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  10代から目指していた英語講師となり、さらに英語力に磨きをかけるため、

  社会人留学を果たした著者。 しかし留学先のカナダで交通事故に遭い、

  人生が一変する。 命はとりとめたが高次脳機能障害を負い記憶が困難に。

  社会復帰を目指し作業療法士の専門学校へ通うもの記憶障害のために挫折


  学生時代からともに歩む夫、家族、友人たちに支えられ、障害と共存するまでの

  20年間の記録。



 「何度も 助かったことを恨んだ」

 「何度も 生き地獄だと思った」

 「何度も 命を捨てようとした」


しんどいなと思っている人

いなくなりたい・死にたいと思っている人


高次脳機能障害の人だけでなく、今、このように思っている人に読んで欲しい





著者のプロフィール


 MI・HO・KO(みほこ)


 1976年生まれ  広島県出身

 大学卒業後、英語教師を夢見て、当時していた英語講師を辞めてカナダへ

 カレッジ留学。

 留学生活が始まって数週間後、友人と行ったパーティーの帰りに交通事故に遭う。

 意識不明の重体から、持ち前の粘り強さと周りの支えにより、見た目には回復したかに

 見えた。しかしうまく生きられない生きにくさを感じる日々を送る。

 その後、脳外傷後遺症である高次脳機能障害を持っていることが判明。


 現在は後遺症を持ちながら家庭では母として、仕事は整体師として毎日を送っている。






著者のMI・HO・KOが、4月16日の家族会定例会にご参加くださいました。

その時の様子は、家族会定例会で紹介しています。



 

Amazon Kindleで試し読み https://amzn.asia/d/iPhwACI 


MI・HO・KO ブログ     https://ameblo.jp/mihooazako/

 

 

 




  

 

 

更新日:2022年11月15日


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 一般社団法人輝水会は、スポーツを通じて全ての人が障害の有無かかわらず、共に生きる社会の実現を図ることを目的に活動しています。


 家族会会員の当事者(男性 73才)も、6年ほど前から週2回のペースで水中リハに参加していますが、続けていくと徐々に体幹がしっかりして移乗介助が楽になり、体調も整い、言葉の語彙が増える、はっきりとしゃべるようになる等の効果が表れています。


 輝水会では、今年度より3年間、日本損害保険協会から自賠責運用益拠出事業の助成金を得て、交通事故等による高次脳機能障害の方の、水中(プール) を用いたご本人はじめ、ご家族や支援者の心の活性化を、10回にわたり行い、その心の変容を明らかにしたいと考えています。


 昭和大学藤が丘リハビリテーション病院の専門医の橋本圭司先生が、プールでの取り組みをご見学くださり、当事者のみならずサポートしている支援者も同時に笑顔があふれ、お互いに元気をもらっている取り組みであるとおっしゃってくださり、調査研究に関し、全面的にご協力いただけることになりました。


この調査研究に参加いただける方を募集しています。


対象者 : 交通事故等による高次脳機能障害のある人・その家族・支援者

      (交通事故以外の転倒や転落、脳出血や脳梗塞による、脳損傷等すべての

      高次脳機能障害の方を対象としています。)           


体験会場: 主に子育てステーション梅丘水中活動室(世田谷区松原6-41-7)、

      碑小学校プール等近隣のプールを利用


持ち物 : プール水着・バスタオル・スイムキャップ・ゴーグル・

      水分補給のための飲み物


参加費 : 無料 


問合せ先 : 一般社団法人 輝水会 代表 手塚 由美

       ☎  03-6809-8665

       FAX 03-3702-0821


        Web:http://kisuikai.com
















 

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