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6/11(土)・12日(日)に 「日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会」が東京で開催されます。 http://caring-jp.com/wp/

目黒の家族会も昨年の6月から実行委員会に加わり。 東京中の当事者、家族、支援者とともに 大会に向けて準備してきました。

この学会は、「双方向」と「コミュニティ」を理念としていますが、 実行委員会の議論では、もやもやっとした考えや、 ぼんやり見えている考えなどを言語にし、それを皆で考えていくという所に 凄さを感じました。 本音をさらけ出して、みんなが本気で考え合うことは、 なかなか体験できるものではありません。

13回委員会を開き全員で討議し、またプログラム毎にグループを組み、 その中で一つのテーマを組み立てていく作業は、 表面上の会話では成立しません。 自分の考えをさらけ出す勇気。人の意見を頂く勇気。 そして皆で作っていくという経験。

まだ大会は 終わっていませんが、 そして、まだこれからが準備の終盤なのですが、 もうこの学会から得たものは、大きく体の中に残りました。

是非、皆さんにも参加いただきたいと思います。

障害者支援は、待っているものでは無いこと。 一歩踏み出し、 自ら切り開いていくものということですね。

 
  • 2016年3月14日
  • 読了時間: 2分

先日、有志が邦楽の先生に、 しめ太鼓、小鼓、大鼓の体験をさせて頂きました。

切っ掛けは、6月に開催される 「脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会」東京大会の交流会に 家族会、当事者会で参加することを目的としています。

ただ参加するのではなく、 今回は皆さんに楽しんでいただける何かを ご披露したいという気持ちから、 さて、目黒の会は何が出来るだろうと考えました。

昨年、お知り合いの邦楽の先生の指導している 「ポンタの会」の発表会を見に行きました。 知的障害や発達障害をお持ちの子どもさんを中心にした演奏会で、 歌舞伎や能とは違った「邦楽」の楽しみ方に出合った気がしていました。

そして、恐る恐る先生にコンタクトを取ってみると、 取り敢えず、みなさんお出で下さいと言っていただき、 ハイそれではと、すぐ行動です。

当日はもう太鼓や鼓に触れ、音をだし、先生の叩く音に心奪われ、 皆その気になっていい音を出してたと思います。 好奇心と太鼓の音の魅力にひきこまれた感じでした。

というか、先生は教えるのが本当にうまい! 日本の伝統芸能を人から人に教える方法は、 それは、それは懐かしい、おばあちゃんから、母親から、近所のおじちゃんから 教わるのと同じ、体で、身振りで教えるというものでした。

そういう意味でいうと、 頭からばかり始めることが多い現代社会に どっぷり浸っていた私は 衝撃的なカルチャーショックを受けました。

何だか、時間はないけど6月までに形にできるかも…。

先生にお願いるのみです。次回の練習日まで約束してきました。 頑張るぞ!!

 
  • 2016年2月23日
  • 読了時間: 2分

2010年11月に結成した目黒区高次脳機能障害者家族会も、 まる5年経ちました。

2月21日にいつも集まる目黒区中央町社会教育館で ささやかなイベントを開催しました。

当日は午前中のカフェ、午後の勉強会共に、 本当に様々な立場の方、遠くから足を運んでくださった方と この5年間で繋がってきた方々にご参加いただき充実した1日となりました。 午後からの勉強会には、 一般の市民の方もチラシを見て参加してくださいました。

この家族会は、本当に参加される皆さんで作り上げている集まりで、 このイベントも和気あいあいムードの中、 深ーい話まで柔らかく進むところが実に素敵です。

今、筆者は6月に開催される 「日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会 東京大会」に 向けてプログラム作りに関わらせていただいています。

東京都内の各地域で活動されている 当事者、家族、支援者が集結していますので、 それぞれの立場からの高次脳機能障害への考え方や、思いが飛び交い、 凄い体験をさせて頂いています。

そんな中で、まだ家族会がない地域では、 家族会を作りたいという支援者の思いを多々お聞きしています。

そうなんだあと思いました。 でも、作るのも大変だけど、運営は大変だよ!と 心の中で思いながらも、 やはりピアな仲間の関係は絶対必要だと感じています。

この家族会の中で、 皆さん実にいい出会いをされていて、 今の思いのまま続いていくことを願いました。

 

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